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あまりにも生物が楽しすぎたので自分用にペンギンのまとめ。

ペンギン

分類:脊椎動物門・鳥綱・ペンギン目・ペンギン科・6属18種
(6属:エンペラー・アデリー・マカロニ・キガシラ・コガタ・フンボルト)
分布:南半球(南極・ニュージーランド・オーストラリア・南アフリカ・南アメリカ・ガラパゴス諸島(ペンギンの生息する中で一番暑い地域))
南極にしかいないのは、エンペラー(皇帝)ペンギンとアデリーペンギンの2種類
食物:魚・イカ・甲殻類(オキアミ)


ペンギンはなぜ空を飛ばなくなったのか

1、南極周辺の海の中は、食物になる生物が豊かである(暑い地域<寒い地域)
→水中を泳いで食物をとることが大切。

2、南極大陸や周辺の島には、陸上に捕食者になる肉食動物が少ない
→空を飛んで逃げること必要がほとんど必要ない
*北極周辺も同様餌は多いが、グリーンランドなどの大陸が近いため、シロクマ・キツネなどの敵が多く、空を飛ぶ能力が必要。

3、水中を泳ぐことと空中を飛ぶことの両立は難しい
→ペンギンは泳ぐことに専門化した


寒さへの対応
羽毛:ダウン(綿羽)が発達する
皮下脂肪:断熱と栄養の貯蓄に役立つ
血管:フリッパー(潜水・水泳用の足ひれ)と足の付け根に熱交換の仕組みを持つ
(先から来冷えた血液を津中で温めてから心臓へ戻す)


海中生活への適応
体の構造:流線(魚のような)型で水の抵抗を小さくする
フリッパーをオールに、脚を舵にして(方向転換)泳ぐ
*泳ぐ際に脚が邪魔なので、後ろへ隠れるように進化した。それにより、普通の鳥と違い、突っ立っているような状態になってしまう)
潜水能力:筋肉中(肺だけではなく体中)にミオグロビンが多く、酸素を多く保有して長く潜水できる。
浸透圧調整:塩類腺から体内の余分な塩類を排出する(塩分調節)
塩の取りすぎは高血圧になりやすく、また水分を取りたくなる(塩分を外に出そうとする働きはより多くの水を必要とする)





*ニュージーランドでは最も古いとされる化石が発見された

:生物分類学上の基本階級の一。門の下、目の上に位置する。脊椎動物門では哺乳綱・鳥綱・爬虫綱・両生綱・硬骨魚綱・軟骨魚綱などに分けられる。
オキアミ:甲殻綱オキアミ目の節足動物の総称。エビに似るが、えらが露出していることなどが異なる。体長1~5センチ。ナンキョクオキアミなどがあり、プランクトンとして世界の海洋に広く分布し、魚類やヒゲクジラの餌として重要。人間の食用資源としても見直されている。
ミオグロビン:筋肉に含まれる色素たんぱく質の一つ。ヘモグロビンよりも酸素と結合する力が強く、筋肉中に酸素を貯蔵する。
塩類腺:海ガメや海鳥などに発達している分泌腺(ぶんぴつせん)で、海水から過剰に摂取した塩分を排出するもの。塩腺。
・海ガメが産卵の際に涙を流しているように見えるのは、塩腺が目の下にある為
・鯨は頭の上
・ペンギンは鼻のところにある。塩水はくちばしを伝って先端に降り、首を振るうのはそれを払うためである


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